住宅ローン金利の選び方——変動と固定の損益分岐点を知る
住宅ローンの変動金利と固定金利、どちらが有利かを解説。金利上昇リスクと損益分岐点の考え方を、具体的な数字でわかりやすく比較します。
変動金利 vs 固定金利の基本
住宅ローンの金利タイプは大きく2つ。変動金利は半年ごとに金利が見直され、固定金利期間選択型や全期間固定(フラット35)より低金利で借りられる代わりに金利上昇リスクがあります。
- 変動金利:2026年時点の目安 0.3〜0.6%。金利が上がると返済額が増える
- 固定(フラット35):2026年時点の目安 1.8〜2.0%。金利が上がっても返済額は変わらない
借入3,000万円・35年で比較すると
- 変動0.5%:月返済 約7.8万円 / 総返済 約3,280万円
- 固定1.8%:月返済 約9.7万円 / 総返済 約4,074万円
スタート時点では変動の方が月約1.9万円安く、35年間全く金利が上がらなければ約794万円の差になります。
損益分岐点:何%まで上がっても変動が有利か
変動金利が固定金利の総返済額に並ぶのは、平均金利が約1.4〜1.5%を超えたときが目安です(0.5%スタートの場合)。つまり、今後35年間の平均金利がこれを上回るかどうかが判断の鍵になります。
どちらを選ぶべきか
- 変動金利を選ぶなら:繰り上げ返済できる余力がある・金利上昇時に返済額を増やせる収入がある・5〜10年以内に売却・完済の可能性がある
- 固定金利を選ぶなら:共働きで一方の収入が減るリスクがある・毎月の返済額を確定させたい・金利上昇への不安が強い
まとめ
変動か固定かの選択は「金利リスクをどこまで許容できるか」次第です。上のシミュレーターで購入コスト総額を確認しながら、住宅ローン比較サービスで実際の金利条件を確認することをおすすめします。
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